現地側追加料金のトラブル

2-1 アパート等での階上配達の料金

国別にエレベーターありの場合、エレベーターなしの場合でも違いがありますが、一般的には欧州ではエレベーターがあっても追加料金を取られる場合が多いです。(というのも欧州の建物は古いアパートの場合人だけがようやく入ることができる人間専用のエレベーターが多く存在して荷物のために使えない場合があるため)アメリカの場合にはエレベーターがあれば追加料金が取られない場合もありますがアメリカでも地域、現地での提携店の考え方により追加料金設定が変わってきます。

2-2 パーキングパーミット

主要国の大都市圏ではパーキングパーミットが必要となる場合が散見されます。田舎ではまず必要ないと考えて良いと思います。日本側でも最近は大都市圏の駅近くでは駐車違反取締りを防ぐために見張り要員が必要となり追加料金が必要となってきています。

2-3 シャトルトラック(ピストン輸送用トラック)

海外では20フィート海上コンテナを配達する場合、日本と違ってダイレクトアンローディングと呼び、海上コンテナが家の前まで運ばれることが基本なのですが、この海上コンテナが家の前まで行けない場合現地でピストン輸送用の小型/中型トラックを使ってピストン輸送をしなければならない場合が有りこのような場合に追加料金が必要です。また、トラックを停車できる位置が玄関まで20メートルを超える場合ロングキャリー料金を取られる場合があります。

2-4 税金関税

引越し荷物の課税有無については、現地で長く滞在することを確認できる長期滞在VISA(基本1年以上)があるかどうかで変わってきます。単なる短期滞在観光扱いの場合には、引越し荷物を送る必要がないということで課税されてしまいますので、注意ください。(VISA無しの場合最悪輸入できなくなる心配もありますから注意ください)

引越し荷物は一般的には免税がされますが内容により、また国により考え方がに違いがあり中古品であっても関税を取られることが多くなります。世界的な標準としては自分で使っていた中古品の荷物については無税ですが、新品については課税対象となります。イギリスでは新品定義は購入後6ヶ月以内、オーストラリアでは購入後12ヶ月以内となり、国別に違いがあります。中国では自分で使っていた中古品でも課税(特に家具とか電化製品)されます。旧共産圏諸国では、中古品であっても課税される場合が多いです。

南米諸国は引越し荷物であってもブラジルなど大きな関税をかける国が多いので南米送りの際には注意が必要です。

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