日本から海外へ:スタンダードパック

スタンダートパックでは、「ドアツードア」と「ドアツーポート」の2種類のサービスをご用意しております。

日本側のサービスとしてはスタンダードパックはドアツードアもドアツーポートも共通のサービスですが、ドアツードアは、文字通り日本の貴方の家の扉から海外の新居の扉までの引越しサービスのことです。それに対して、ドアツーポートは現在住んでいる家から目的地へ一番近い港、または内陸コンテナターミナルまでの引越でポートストップとも呼んでいます。

いずれのサービスをお選びいただくかは、ご自身の語学力や現地の文化風土の知識・経験等に応じてお決めいただければと存じます。

ドアツードア

スタンダードパックは、一番一般的な海外引越商品です。ミニマム取扱容積は3立方メートル以上でのお取扱で、押入一つの容積(畳一畳面積、襖2枚一間幅、床から襖の高さ1.8メートル程度)が3立方メートルに相当いたします。最大取扱容積の制限はありません。

セルフパックで設定されているような最大重量設定もなく、全梱包材料も弊社支給、梱包作業、ナンバーラベルの貼り付け、英語で作成するインベントリーリスト、荷運びまで弊社作業員がお伺いします。もちろん、ご自分で梱包されたい方については、割れ物の範囲外であれば、先に段ボール箱をお送り差し上げますので、事前に準備もいただけます。

容積が大きくなってきた場合(行き先によっては5-15立方メートル程度を境にして)、海上コンテナ(20ftまたは40ft)の貸切便でお送りすることができるので立方メートル当たり単価を大きく下げることも可能となってきます。弊社国内サービス拠点である、横浜、名古屋、大阪、福岡から弊社トラック作業員がお伺いさせていただきます。

文字通り日本の貴方の家の扉から、海外の新居の扉までの引越しサービスのことです。弊社のサービスはドアツードアというよりは、ルームツールームサービスを基本としております。

家具/電化製品については必ず開梱し梱包廃材(ゴミ)は持ち帰ります。且つベッド、ダイニングテーブル等の分解してあるシンプルな家具についてはその場で組み立ててご指定された場所へのプレーシング作業も含まれます。ゴミ捨てに関しては各国でもいろいろなルールがあり、勝手が分からない国では嬉しいサービスです!

また、ドアツードア引越の大きな特徴は、現地に到着してからの通関手続きを全て現地業者に任せる事が出来る事です。通関手続きは面倒臭いので、日本人の方が自分で進める事はあまりお奨めできません。ドアツードア料金には現地輸入通関費用の他に港湾諸チャージも含んでいます。

ドアツードアの流れ

1.下見

第一に、弊社見積依頼画面にお進み頂き、送り元、送り先、日程、お荷物量に関するご質問にお答えください。 机上計算となりますが、予想容積に基づく見積書をお送りします。その見積書を検討いただきよろしければ連絡ください。第二ステップとなる無料下見を進めさせていただきます。

お客様の家へ弊社よりスタッフを派遣します。同時にお客様の引越しスタイル の相談にのらさせて頂きます。荷物の量がはっきりと決まっていなくとも、たとえばこの食器のうち半分ほど、 とか、この本のうち6割ほど、とか説明頂いてもかまいません。

下見は無料サービスですし、下見してもらったからと言って、 弊社に発注する必要はありません。

2.弊社オフィスにて

お客様のニーズにお答えしながら、一番良い形の引越し条件を検討し、ベストプライスを検討致します。

3.梱包引取り日

弊社条件にご賛同頂けましたなら、梱包日を打ち合わせの後、弊社熟練の梱包要員をお宅に派遣します。

その時に梱包材料をすべて持参致します。(必要に応じて事前に梱包材料をお届けします。)

4.梱包

どんな形の家具でも、また、難しい形をした食器花瓶類でも弊社熟練スタッフがお客様の大切な品物を安全に運べる ように細心の注意を図って梱包致します。また、分解可能な家具類は分解してなるべく小さな容積で運べるよう に工夫を凝らし、コストダウンに協力します。

5.梱包カートンへのナンバリング

梱包されたカートン上に一つ一つ番号をつけるとともに内容品名を英語で書き、 同時に商品目録(インベントリーリスト)を英語で作成します。トラックへ積込みする際、 その番号をチェックをしながら、積み残しの出ないように確認作業をきっちりと進めます。

6.作業完了

作業が完了しますと、お客様に商品目録書にサインをお願いし、そのコピーを荷物預かり証としてお渡し致します。

7.弊社倉庫にて

梱包されたカートン類を弊社保税倉庫へ持ち込み、お荷物を木箱梱包致します。(近年は輸出材料に木材規制の動きがあり、特殊厚紙業務用ダンボール材料を使って外装梱包します)

これは他の荷主の荷物と混ざらないようにする為に、また、より安全に荷物を運べるようにする為に必要です。 荷物量が多く10から15立方メートルほどある場合には、20フィートコンテナに外装梱包しないでそのまま荷物を運び入れることもあります。

8.船積み書類作成

輸出通関に必要な書類の準備、また、船積みに必要な書類の準備を行い、本船予約をします。

9.コンテナへのバンニング

船運賃を少なく押さえる為、他のお客様の荷物と一つの大型コンテナを共有します。外装箱をコンテナへ積みこみます。

10.通関

お客様から事前にご用意いただいたパスポートコピー、出国便名情報等を税関の提出後海外引越し荷物としての輸出通関が許可になります。

11.港にて

大型コンテナ(20ft/40ft)が本船に積みこまれます。

12.海上輸送

本船が仕向け地に向けて出港します。お荷物引取日から数えて約10日後に船が出港します。 世界主要港への所要日数はこちらをクリックしてください。

13.仕向け先港にて

コンテナが本船から下ろされた後、コンテナから荷物を取り出します。

14.木箱梱包の開梱

木箱が解体されて、倉庫内に一時保管されます。

15.輸入通関

個人の引越し荷物として輸入通関が許可されます。基本的には本人から、 本人への荷物ですので無税扱いですが、一部規定枠を超えると課税されるものがあります。 また、中国等では電化製品は課税対象になります。また、一部の国によっては引越し荷物で あっても課税される国がありますのでご注意下さい(ロシア等)。

通関を行う為には事前にパスポートにスタンプされた入国ランディングスタンプのコピー及び パスポートコピー、また、ビザコピー、また、国ごとに用意されているカスタムフォームを提出する必要がります。

詳しくはよくある質問をご参照ください。

16.配達

現地代理店よりあらかじめアポイントを済ませたお約束の日に弊社スタッフが荷物を配達致します。

17.開梱作業

配達作業には、大物家具、電化製品等の開梱作業、分解された家具の組み立て、また、家具の指定場所への搬入を含みます。

服、本、雑貨類で段ボール箱で梱包されている分についてはお客様の開梱となります

18.作業完了後

包廃材を配達当日に引き取ります。海外では日本以上にゴミの処理には煩いです。特に引越して来た際にはゴミ出しルールにも明るくないので、梱包廃材回収はとても便利なサービスです!

19.ありがとうございました

作業完了後、商品目録リストと照らし合わせて、配達漏れがないかどうかチェックの上、 お客様からサインを頂戴します。

毎度エコノムーブジャパンをご利用頂きましてありがとうございます。 ご帰任の際も是非ともエコノムーブジャパンをご利用ください。

ドアツーポート

日本側のスタンダードパックはドアツードアもドアツーポートも共通のサービスですが、現在住んでいる家から目的地へ一番近い港、または内陸コンテナターミナルまでの引越で、ポートストップとも呼んでいます。現地での配達と輸入通関費用及び港湾諸チャージが含まれていない商品です。現地で友人がトラックを持っていたりレンタルで軽トラックを手配できることのできる荷物量が比較的小量(3から5立方メートル程度まで)のお客様にお勧めです。但し、現地輸入通関を自分で進めるか、または通関業者を捜して代行してもらわねばなりません。かなりの語学力と現地文化風土に精通している事が求められます。

港湾引取手数料

荷物を引き取るときには下記手数料が必要です。

  1. DDCチャージ(デスティネーション デリバリー チャージ) *米国のみ
  2. 港湾THCチャージ(ターミナルハンドリングチャージ)
  3. 倉庫ハンドリング料金・フォークリフト使用料
  4. 書類作成準備手数料
  5. 輸入通関手数料
米国の場合上記1から4の費用は約US$250程度(1M3の場合)5の費用は約US$100-150
イギリスの場合上記2から4の費用は約£100(1M3の場合)5の費用は約£80程度

日本から海外へのご引越しプランをまとめたサービス比較表のページもご参考ください。

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